須藤一郎と世界一小さい美術館ものがたり展に行ってきた

先日、多摩モノレールに乗って緑豊かな風景を眺めながら多摩センターで下車し、多摩美術大学美術館に行ってきた。
ここですどう美術館についてほんの少しだけご説明。
会社員の須藤一郎さんは、画家 菅創吉作品との出会いから現代美術のコレクションにめざめる。
収集だけにとどまらず、やがて自宅を美術館にし、その後若手画家の公募展や留学制度、アーティスト・イン・レジデンス等の作家支援、東日本大震災の被災地等で継続する芸術による社会活動へと展開など。もう書ききれない。
須藤さんと初めて出会ったのは10年くらい前、京橋の画廊に勤めていた時お越しいただいた。
その後、私が現在の仕事をするのにあたって助言をいただくために小田原市のご自宅に伺った。緊張と興奮で上手く喋れるか心配だった。お話するのは初めてなのに、奥様とお二人でニコニコと私の話しを聞いて下さり、すどう美術館の成り立ちを丁寧に教えてくださった。とても感激した。
私が何日も悩んでいた名称も奥様があっという間に「obi企画でいいんじゃない」となずけてくださったのには本当に驚いた。
そしていろんなことがトントン拍子に決まり、第一回目の展覧会は「すどう美術館」の所蔵作品約20点をお借りし華々しく開催することができた。
まずは須藤さんにご挨拶した。毎日のようにいらっしゃるそうだ。
物凄い数のコレクション。どの作品も素晴らしい。
今回この多摩美術大学美術館での
「須藤一郎と世界一小さい美術館ものがたり」展の一部の作品が、私の企画展で展示できたことは大変光栄である。いろんなことを思い出しながらじっくり観させていただいた。
とてもいい一日だった。
10/10~12/6まで
多摩美術大学美術館HP
http://www.tamabi.ac.jp/museum/
コメントをお書きください